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No.27
#旅行
#FGO
#和歌山
和歌山旅行1日目
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10月4日土曜日、私は和歌山に来た。なぜかというと、FGOの2部が終わるから。
私はFate/Grand Orderというゲームをもう9年弱プレイしている。9年!?自分で書いていて信じられない。高校2年生の冬から今に至るまで、(イベントはかなりサボってたけど)メインストーリーは追っかけ続けてきた。ちゃんと追い続けたコンテンツとしてはたぶん最長だ。おそらく、もしかしたら、私はFGOが好きなのかもしれず、ファンもしくはオタクのように傍からは見えるのかもしれない。私は自分が何かを「好き」と言うことに自信がない。
そんなことはどうでもいい。FGOをプレイしている中で、私には思い入れのあるキャラクターが一人出来た。それが清姫だ。出典は安珍清姫伝説。伝説の舞台は、和歌山。
8月、私はFGOの周年生放送を観ていて思った。本当に終わるんだなあって。サービスは終わらないような気もするが、2部は完結し、物語としては幕を閉じる。私はそれが寂しくて、でも後悔しないように、先延ばしにし続けていたことを物語が終わる前に片付けておこうと思った。だから、清姫に会いに和歌山に行こうと決めた。
新幹線で新大阪まで向かい、くろしおに乗り換えて到着したのは和歌山県の御坊。ここが今回の旅の拠点になる駅だ。ホテルに荷物を預け、JRに乗って目的地である道成寺に行こうとしたのだが、ここで問題が発生した。電車のルールが地元と違いすぎるのだ。
まず降車方法。自動ですべてのドアが開く電車しか乗ったことがない私がしばらくドアの前でぼんやりと突っ立っていると、地元の高校生が先頭車両のドアしか開かないことを教えてくれた。急いで移動するも時はすでに遅く、降車駅である道成寺を出発してしまう。
次に電車の間隔。仕方ないので道成寺の次の駅で降りて反対側の電車に乗ろうとしたが、東横線ではないので数分おきに次の電車が来るわけじゃないのだ。仕方なく誰もいない駅でKindleでプロジェクト・ヘイル・メアリーを読みながら待つことにした。30分。
最後に料金の支払い方法。どの駅にもチャージ機械があるわけじゃない。切符を券売機で買うのではなく、乗ったときに紙切れみたいなのを取って、電車の中で精算するのだ。なにそれ。知らなすぎる。
まあ、とにかくそうしたトラブルを超えて私は道成寺駅に到着した。ここから徒歩で10分ほどで道成寺に着く。駅前で思ったより遅くなってしまった昼食を食べ、私は寺へと向かった。
道成寺。清姫ゆかりの地というと真っ先に出るのはここだろう。槍清姫の法具名にも入ってるしね。5周年の時の新聞広告で清姫が立っていたのもここだ。寺自体も「安珍清姫伝説の寺」であることを押し出して(?)いて、安珍清姫伝説をスタッフが語る説法を聞くことができる。もちろん聞いた。お土産には、清姫伝説などが収録された小冊子とお守りを購入。
また、道成寺は伝説とか抜きにしてもかなり古い寺であり、見ごたえのある仏像などが展示されていて興味深かった。海外から伝来した仏像ってやっぱり顔立ちが日本のとはちょっと違う気がする。
このあとはうろうろしつつ御坊駅に戻る。行きはJRで来たが、実は徒歩でも歩ける距離なのだ。
この時点で4時過ぎ。まだ余裕があるので、今度は紀州鉄道に乗ってみる。紀州鉄道は御坊駅から延びる電車で、「日本一短いローカル私鉄」らしい。よく分からないけど関西の鉄道好きは訪れたりするのだろうか。でも確かにレトロかわいかった。あとここもルールがむずかった。
無目的に終点の西御坊駅まで乗る。降りると、法被を着た人々がちらほらいるし、どこからか祭囃子のような音も聞こえる。調べてみると10/4、5は地元のお祭りの日のようだった。開催地とされているところに行ってみると、出店の数はそんなにないが、獅子舞やお神輿などをやっており、小一時間ほど見入ってしまった。おそらく本当に地元の人々による地元の人々のための祭りなのだろう。エンタメとしての夏祭りより儀式性が強い気がする。「民俗」という感じがして、いいなあと思った。こうした場に立ち会えたことは幸運だった。
夕食は西御坊近くで和歌山ラーメンを食べた。もう少し祭りの様子を見たかったが、知らん街の夜は怖いのと紀州鉄道の終電があるので帰る。駅に設置されてるメッセージノートをみていると「AIRの聖地巡礼に来ました!」というメッセージがいくつかあることに気づく。知らなかった。いや、オタクじゃないからAir?とか知らないし履修してないですけど。煙樹ヶ浜という場所が金髪ポニテの子が塀の上歩いてるシーンの聖地らしい。私でも知ってるぞあのシーン。てかそんなんだったらアニメ履修しとけばよかった!いつか履修したときのために時間があれば行ってみようかな。
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2025/10/4(Sat) 22:49
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和歌山旅行1日目
10月4日土曜日、私は和歌山に来た。なぜかというと、FGOの2部が終わるから。
私はFate/Grand Orderというゲームをもう9年弱プレイしている。9年!?自分で書いていて信じられない。高校2年生の冬から今に至るまで、(イベントはかなりサボってたけど)メインストーリーは追っかけ続けてきた。ちゃんと追い続けたコンテンツとしてはたぶん最長だ。おそらく、もしかしたら、私はFGOが好きなのかもしれず、ファンもしくはオタクのように傍からは見えるのかもしれない。私は自分が何かを「好き」と言うことに自信がない。
そんなことはどうでもいい。FGOをプレイしている中で、私には思い入れのあるキャラクターが一人出来た。それが清姫だ。出典は安珍清姫伝説。伝説の舞台は、和歌山。
8月、私はFGOの周年生放送を観ていて思った。本当に終わるんだなあって。サービスは終わらないような気もするが、2部は完結し、物語としては幕を閉じる。私はそれが寂しくて、でも後悔しないように、先延ばしにし続けていたことを物語が終わる前に片付けておこうと思った。だから、清姫に会いに和歌山に行こうと決めた。
新幹線で新大阪まで向かい、くろしおに乗り換えて到着したのは和歌山県の御坊。ここが今回の旅の拠点になる駅だ。ホテルに荷物を預け、JRに乗って目的地である道成寺に行こうとしたのだが、ここで問題が発生した。電車のルールが地元と違いすぎるのだ。
まず降車方法。自動ですべてのドアが開く電車しか乗ったことがない私がしばらくドアの前でぼんやりと突っ立っていると、地元の高校生が先頭車両のドアしか開かないことを教えてくれた。急いで移動するも時はすでに遅く、降車駅である道成寺を出発してしまう。
次に電車の間隔。仕方ないので道成寺の次の駅で降りて反対側の電車に乗ろうとしたが、東横線ではないので数分おきに次の電車が来るわけじゃないのだ。仕方なく誰もいない駅でKindleでプロジェクト・ヘイル・メアリーを読みながら待つことにした。30分。
最後に料金の支払い方法。どの駅にもチャージ機械があるわけじゃない。切符を券売機で買うのではなく、乗ったときに紙切れみたいなのを取って、電車の中で精算するのだ。なにそれ。知らなすぎる。
まあ、とにかくそうしたトラブルを超えて私は道成寺駅に到着した。ここから徒歩で10分ほどで道成寺に着く。駅前で思ったより遅くなってしまった昼食を食べ、私は寺へと向かった。
道成寺。清姫ゆかりの地というと真っ先に出るのはここだろう。槍清姫の法具名にも入ってるしね。5周年の時の新聞広告で清姫が立っていたのもここだ。寺自体も「安珍清姫伝説の寺」であることを押し出して(?)いて、安珍清姫伝説をスタッフが語る説法を聞くことができる。もちろん聞いた。お土産には、清姫伝説などが収録された小冊子とお守りを購入。
また、道成寺は伝説とか抜きにしてもかなり古い寺であり、見ごたえのある仏像などが展示されていて興味深かった。海外から伝来した仏像ってやっぱり顔立ちが日本のとはちょっと違う気がする。
このあとはうろうろしつつ御坊駅に戻る。行きはJRで来たが、実は徒歩でも歩ける距離なのだ。
この時点で4時過ぎ。まだ余裕があるので、今度は紀州鉄道に乗ってみる。紀州鉄道は御坊駅から延びる電車で、「日本一短いローカル私鉄」らしい。よく分からないけど関西の鉄道好きは訪れたりするのだろうか。でも確かにレトロかわいかった。あとここもルールがむずかった。
無目的に終点の西御坊駅まで乗る。降りると、法被を着た人々がちらほらいるし、どこからか祭囃子のような音も聞こえる。調べてみると10/4、5は地元のお祭りの日のようだった。開催地とされているところに行ってみると、出店の数はそんなにないが、獅子舞やお神輿などをやっており、小一時間ほど見入ってしまった。おそらく本当に地元の人々による地元の人々のための祭りなのだろう。エンタメとしての夏祭りより儀式性が強い気がする。「民俗」という感じがして、いいなあと思った。こうした場に立ち会えたことは幸運だった。
夕食は西御坊近くで和歌山ラーメンを食べた。もう少し祭りの様子を見たかったが、知らん街の夜は怖いのと紀州鉄道の終電があるので帰る。駅に設置されてるメッセージノートをみていると「AIRの聖地巡礼に来ました!」というメッセージがいくつかあることに気づく。知らなかった。いや、オタクじゃないからAir?とか知らないし履修してないですけど。煙樹ヶ浜という場所が金髪ポニテの子が塀の上歩いてるシーンの聖地らしい。私でも知ってるぞあのシーン。てかそんなんだったらアニメ履修しとけばよかった!いつか履修したときのために時間があれば行ってみようかな。畳む