奏章3 感想

アーキタイプインセプション終わりました。私は男の岸波白野を選びましたよ。石川由依と阿部敦を天秤にかけて阿部敦のほうに傾いたから。あと今回の事件でお世話になった方だし。でもめっっっっっっちゃ悩んだのでせめてバレンタインまでには女の岸波白野が入手できるタイミングが来てほしい。

人類が古くなって霊長の座から降りることになったとしても、後継を認めて送り出すっていうの、わたしはガンダムUCを思い出しました。宇宙世紀憲章の「将来、宇宙に適応した新人類の発生が認められた場合、その者たちを優先的に政府運営に参画させる」っていうやつ。内容自体にはモヤつきがある(優生思想的な観点から問題があるんじゃないかと思う)けど、これを記した人々は、自分たちが「時代遅れ」の存在になった未来を考えて、後に来る、新しい時代の「人類」に託すことを決めたっていうところは好きだった。過去ツイートを見返したら、視聴時には「自分が旧時代のものとなっても新しい時代を思う人々の心」「未来を生きる人々に先の歴史を託す」って書いていたんだけれど、今回の話にはその時感じた”良さ”と近いものがあった気がする。

「依託」について。ジナコが旧人類として自分たちの「仕事」を-新人類である第三世代のAIたちを信じたこと。過去に生きた万能の天才が今を生きるカルデアのマスターの背中を押したこと。白野の世界の人々やムーンドバイの人々がアーキタイプを送り出したこと。先輩マスター/主人公である白野が後輩マスター/主人公であるカルデアのマスターを見送ったこと。白野が人類として、未来に旅立つBBを見送ったこと。後のもののために何かを築き上げて、それを以て後継の背中を押して、笑顔で未来を託すこと。それが今を生きるものたちの仕事であり責任であるってことなのかな。

キリシュタリアやロマニの話、そしてダ・ヴィンチちゃんが出てきたの良かった。特にキリシュタリアなんかは「クリプター編」のボスとしての役目が終わっていたから、南極に向かうための旅路の中で、折れそうになったときに足を踏み出す理由になってくれて嬉しかった。実質CCCコラボ、で終わらず、今までのカルデアの物語がこれからに続いていくところを見せてくれたなと思う。

最後に一つ文句があって、私はEXTRAしかやってないんですけど、CCCを何らかの形で移植してくれないですか?いや、vita持ってますよ?なんならソフトも買ってDLしてはいますよ?でも今更引っ張り出すのだるいなっていうかあ…でも今回のBB見たらプレイしてないの失礼な気がしてきたっていうかあ…

ただFGOで語られた岸波白野は「ゴールした」わけで(そうだよね?)、あの岸波白野がCCCやEXTRAを経た未来の彼/彼女だとして(そうだよね?)、今CCCプレイしたら、ゲーム作成時には意図してないエモが乗ってきちゃいそうで悩むな。レジェアルの後にSVプレイして、ああ、当たり前だけどあの時代の人々は歴史になったんだな…っていうの、寂しくて誇らしくてエモかったから。やり遂げた彼/彼女のそれまでの物語というか、終わった後を知っているお祭りというか、覚めた後を知っている夢というか、歴史になったことを知っている今というか。杞憂なら大丈夫ですが…

結論、やっぱりきのこシナリオは最高だぜ!わたしは未来と人類の話が大好きなんだ。アークナイツもFate/Grand OrderもSF小説も未来と人類の話をしてくれる。でもさあ!これ終わった今次きのこシナリオ読めるのいつ?来年末?2部終章?耐えられねえ~~~~~。「人類と未来の話」という点で他の型月作品では換えがきかない栄養素がFGOにはあるのよ。助けてください。頼みますよ。

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